中日記者交換40周年記念座談会 北京で開催


 中国国務院報道弁公室は6日、北京で、中日記者交換40周年記念座談会を開き、中日両国の歴任の常駐記者の代表が、この記念座談会に出席しました。

 記念座談会では、国務院報道弁公室の趙啓正主任が、『歴史を鑑にし、未来に向ける』ことを踏まえて、永遠に両国人民、及びアジア、世界の平和と繁栄のために、如何に中日友好関係を擁護し、発展させるかは、両国政府と人民の直面している課題である。これに対し、両国の政治家だけでなく、両国のメディアも重大な責任を負っている。」と述べると共に、さらに、「現代的な放送技術が急速に発展している今日、メディアはよりよい交流の役割を果たすべきである」と強調しました。

 原田親仁・駐中国日本国特命全権公使は「マスコミが果たすべき役割は今後とも大変大きく、その課題は複雑なものがあります。日中間の交流は拡大し、相互についての情報量は増大しました。政府機関とマスコミの関係も含め、マスコミが置かれている環境は、日本と中国は同じではありません。他方、共通する課題を抱えていることも事実です。日中間で一定の違いが現在、現実としてあることを踏まえつつも、公正、客観的で、総合的見方を提示するようなマスコミの活動が行われることは、日中双方の共通の利益です」と述べました。

                               CRI  2004/09/07