中国、一年間の予定で知的所有権保護キャンペーンを実施


 中国では、この9月から一年間の予定で全国範囲における知的所有権保護キャンペーンが実施されています。

 これは、6日北京で行われた記者会見で、国家知的所有権保護活動グループ弁公室の張志剛主任が明らかにしたもので、張志剛主任はその際「今回キャンペーンは、海賊版ディスクと商標所有権への侵犯を重点に取締てゆく」としています。

 報道によりますと、中国では、ここ数年、知的所有権保護のため多くの活動が行われ一定の成果をあげました。しかし、一部の地域や分野における海賊版の製造や商標の偽造などの行為が尚も見られます。

 これについて張志剛主任は「知的所有権の保護を強化するため、中国の立法機関は、関連法規の制定を強化し、その改善を図ると共に、この法規の実施に力を入れていく」と述べました。

                              CRI  2004/09/07