「西気東輸」プロジェクト、全ライン試験開通


 6日午前11時50分、新疆ウイグル自治区の塔里木(タリム)盆地で産出した天然ガスが、陝西省の靖辺に到達した。これにより、西部の天然ガスを東部に運ぶ「西気東輸」プロジェクトの全ラインが開通し、塔里木と陝北長慶の2大ガス田の連結が成功した。10月1日には、2大ガス田から東部4省・1直轄市へのガス同時供給が実現する見通しだ。

 西気東輸プロジェトのパイプラインは全長約4千キロ。西は新疆ウイグル自治区の輪南を起点とし、10省(自治区・直轄市)を貫き、東上海市の白鶴鎮に至る。設計年間輸送量は120億立方メートル。

                          「人民網日本語版」 2004年9月7日