海外企業の対中投資信頼感 マクロ調整の影響なし


 第8回中国投資貿易商談会組織委員会の崇泉報道官(商務部弁公庁主任)は7日、同商談会の記者会見で発言し、中国政府によるマクロ調整策は、これまで海外企業の対中投資に対する信頼感に影響を与えていないと述べた。

 崇主任によると、今年1〜7月、中国で新たに設立された外資系企業は2万5217社で、前年同期に比べ13.36%増加した。外資導入額は契約ベースで826億5600万ドル(同39.69%増)、実行ベースで384億300万ドル(同15.14%増)に上った。

 崇主任は「最近の中国経済の発展は急速で、鋼鉄など一部の分野で過剰投資がみられた。行き過ぎた投資による全体的な経済発展への影響を防ぐため、政府は融資の急増を抑え、土地の使用管理の強化などの一連の調整措置を取り、これまでに期待通りの効果を上げている」と説明。「事実が示す通り、こうした調整策は海外企業の対中投資への信頼感に影響しておらず、外資導入も順調だ」と指摘した。(編集KS)

                         「人民網日本語版」 2004年9月8日