高速道路の総延長、2020年までに7万キロに


 交通部は今後も幹線道路網を整備していく計画で、高速道路の総延長は2020年までに7万キロに達する。

 先ごろ開かれた「交通の持続可能な発展フォーラム」で、交通部は8万1000キロにのぼる重点道路建設計画を明らかにした。2020年までに完成させ、現在の国道幹線と合わせた中核道路網を構築することにしており、高速道路の総延長は7万キロとなる。国内では現在、陸路・水路輸送のインフラ整備が最も活発に進められている。国民経済と社会の発展に適応するため、交通部は1990年から道路、水路、港湾など中枢施設の総合発展計画を全国範囲で実施し、1998年には投資規模が大幅に増大されたことから、道路整備は新中国建国以来最速の時代を迎えた。投資総額は年間3000億元超で、国道幹線道路は2010年までに完成の予定。

 交通部は「多様的に資金を調達し、世界の先進技術を導入していく」と話している。交通分野では、インフラ整備のための先進技術と先端製品への需要が旺盛だ。

 フォーラムと同時に、「第7回国際道路水運交通技術・設備博覧会」が北京農業博覧館で始まった。米国やドイツなど15カ国・地域から300社近いメーカーが先端設備や技術を展示している。

        「チャイナネット」2004/09/09