中国、地球空間環境探測衛星2基を同時打ち上げに成功


 北京時間9日7時14分、中国山西省の太原衛星発射センターで運搬ロケット「長征」四号乙を使って、国産の「実践」六号地球空間環境探測衛星2基を同時に打ち上げることに成功しました。
 観測機関のデータによりますと、この2基の衛星はいずれも予定された軌道に載ったとのことです。

 関係筋では、この2基の衛星は2年以上の寿命に設計されており、主に地球空間環境探測やその他関連の宇宙実験を行います。今回の発射は運搬ロケット「長征」シリーズの第79回目の飛行となり、1996年10月以来その37回連続成功の発射にもなっています。

 中国が1971年初めての「実践」という衛星発射に成功して以来、すでに6種類のシリーズが開発され発射されており、その探測計器の技術性能と衛星全体レベルも絶えず高められています。

                          「CRI」より 2004/09/10