中国、金融犯罪に対する取締りを強化へ


 中国最高法院の沈徳咏副院長は14日、北京で、「中国は金融犯罪の取り締まりに一層力をいれる」と述べた。

 中国最高法院は、14日に開かれた記者会見で、国家に重大な損失をもたらした3件の金融犯罪案件に対する審判結果を発表した。この3件の金融犯罪案件はいずれも金融機構の職員と社会の不法な者が共謀して行ったものであった。金融機構の巨額な資金をだましとるために、一部の不法な者は賄賂または利益で誘うなどいろいろな手段を通じて、金融機構の関係者を仲間に引き入れて共同で犯罪を行った。

            「CRI」より  2004年9月15日