「西気東送」 天然ガスが西部区間の終着点に


 このほど、「西気東送」(西部の天然ガスを東部に送る)プロジェクトの最初のステーションである「輪南ステーション」が天然ガスの輸送に成功したことにしたがって、新疆タリム盆地の天然ガスは18km/hのスピードで西部区間の終着点である陝西省靖辺ステーションに向かっている。

 「西気東送」プロジェクトによって輸送される天然ガスがタクラマカンの砂漠地帯、広大な人跡未踏の地域と「河西回廊」を通り抜けて、祁連山脈に沿って黄河の灌漑区を経由し、2500キロの長距離を経て、陝西省の靖辺に到着し、すでに完成している東部区間につながって、全パイプラインの貫通を完成させることになる。

 「西気東送」プロジェクトは2002年7月から敷設工事をスタート、陝西省の靖辺を接点として西部区間と東部区間に分かれている。当面、東部区間においての商業運営が始まり、計画によると、プロジェクトの全線は今年の10月1日から生産プロセスに入り、2005年の10月1日から商業運営が始まることになる。

         「チャイナネット」  2004/09/20