NBAがSOHUと提携して、中国のショートメール業務に参入


 中国で一億人余のファンを有するアメリカのプロ・バスケットボールリーグ(NBA)は中国の携帯電話ユーザーをターゲットとすることになった。NBAのオフィシャルサイトはこのほど、中国のポータルサイトのSOHUと取り決めを結び、ショートメールとカラーショートなどの分野でワイヤレス業務を開拓することで契約に調印した。

 関係筋によると、NBAとSOHUは二年間のオフィシャルサイトの協力に努め、来月から中国初のNBAの試合のために、ワイヤレスの形でNBAに関連するワイヤレス関連製品を中国の携帯電話のユーザーたちに提供する権利をNBAはSOHUに与えた。双方の取り決めによると、(1)NBAの試合番組のスゲジュール(2)プレシーズンのすべての試合の得点とテクニカル・統計データを中継(3)リードしているチームの記録、NBA選手全員のデータ、諸チームの順位および当日のNBA試合のすばらしいシーンとビデオの編修(5)簡単なまとめと各チームの得点統計、当日の「SOHU-NBA」サイトのスペシャルの内容などが含まれることになっている。

 アメリカの人たちはショートメールにあまり興味を持っていないため、ワイヤレス業務はNBAにとっては珍しいことであろう。しかし、中国は世界的範囲でワイヤレス業務がもっとも人気のある国であり、姚明選手の出場が加われれば、今回の提携は絶好の「ワイヤレスのセールスポイント」となるに違いないとNBAとSOHUは確信している。

         「チャイナネット」  2004/09/20