中国商務部アジア局の呂克倹副局長は18日、中国南部にある広西チワン族自治区の南寧市で、「今年1月から7月まで、中国とASEAN・東南アジア諸国連合の貿易額はすでに567億ドルに達しており、年間貿易額は1000億ドルを突破する可能性がある」と述べた。

　これは、呂克倹副局長が当日開かれた中国・ASEAN博覧会高官会議で述べたものである。呂克倹副局長はその際、「ここ数年来、中国とASEANの善隣友好関係が順調に発展した上で、中国とASEANの経済貿易協力関係も絶えず発展しており、ASEANはすでに、中国の重要な経済貿易協力パートナーとなった。去年、双方の貿易額はすでに780億ドルあまりに達しており、前年に比べて42.8％増加した」と述べた。

　また、呂克倹副局長は、「去年開かれた中国・ASEAN首脳会議で、中国の指導者が2005年に双方の貿易額を1000億ドル以上引き上げる目標を提出した。現在の発展の勢いから見れば、この目標は時間を繰り上げて今年に実現する可能性がある」と述べた。

　　　　　　　　　「CRI」より　　2004年9月20日