中国の薄煕来商務部長は19日北京で、「中国の今年の輸出入総額は1兆ドルを突破する可能性があることから、中国は世界で三番目に大きな貿易大国となる見込みである」との考えを示した。
これは、薄煕来商務部長が北京で開かれた世界商工業界協会の会議で述べたものである。
薄煕来商務部長はその際、「WTO(世界貿易機関)加盟以来、中国が世界の貿易総額に占める地位は年毎に順位が上がり、去年は世界で四番目の大きな貿易大国となった。今年の1月から8月までの8カ月間の中国の輸出入総額は去年同期より38%増えて7200億ドルに達した。」と語った。
薄煕来商務部長は、「今後、中国は商品とサービスの貿易を一層拡大し、国際市場に商品を提供すると同時に、先進的な技術設備やハイテック製品、インフラ整備関連材料などを輸入しつづける」と述べた。
「CRI」より 2004年9月20日
|