ャイナユニコム（中国聯合通信有限公司）が３年前から進めていた全国すべての都市、県政府所在地（チベット自治区の一部を除く）、主要幹線道路、省クラスの観光地、近海、経済が発達した一部の農村部をカバーするCDMAネットワークがほぼ整備された。容量は約5000万世帯で、世界一位。

　第３期整備工事が終了する年末までに、音声・データサービスはより拡充され、CDMAネットはカバー範囲とコンテンツ（情報内容）の充実度でチャイナモバイル（中国移動通信）のGSMネットと互角に対応できるようになる。チャイナユニコムは市場ニーズに合わせ、高速伝送の強みを生かして携帯電話利用者に各種資料やエンタテイメント、ビジネス、測位システムなどの関連情報サービスを提供していく。

　CDMAのカバー領域拡張でユーザーは随時、どこにいても携帯電話を使用し、さまざまな情報も取得できるなど、より安全で安定した、高効率なネットの利用が可能となる。

　携帯通信分野では現在、２本のGSMとCDMAネットが整備されている。GSMの１本はチャイナモバイル、もう１本とCDMAはチャイナユニコムが所有。

　　　　　　　　　「チャイナネット」　　2004年9月21日