海南省の海口市、生命科学教育基地を建設


 伝えられるところによると、中国熱帯農業科学院と華南熱帯農業大学は省都海口市美蘭区の大学エリアに「海口生命科学教育基地」を建設することになり、第1期建設工事の投資額は7億8000万元に達すると見込まれている。

 中国熱帯農業科学院によると、同基地の建設は新しい生命科学と技術の教学基地と研究開発のプラットホームの構築、省全体の教育とニュー・ハイテク資源の整合、海南省の生命科学事業の発展、社会・経済の迅速な発展の促進を旨としている。同基地の敷地面積は200f、第1期工事の建築面積は34万平方bで、第1期建設工事の資金は熱帯農業科学院によってさまざまなルートから調達されることになっている。

 中国熱帯農業科学院は海南省唯一の国家クラス重点実験室――熱帯作物生物技術実験室と博士後期教育流動ステーションを擁し、修士コースと博士コースの教育を行っている。長年らい、中国熱帯農業科学院はゴムに関する科学研究、人材育成、技術の開発と普及および我が国の熱帯農業科学教育におけるブランクを埋めるなどの面でまたとない貢献をしてきた。現在、熱帯農業科学院は建設案の選択とプロジェクトについてのさらなるフィージビリティ・スタディーをおこなっている。

         「チャイナネット」  2004/09/21