北京、情報化レベルが全国トップに


 北京市情報化弁公室の李洪副主任はこのほど、北京の情報化レベルはずっと全国のトップレベルにあり、情報化社会の基盤がほぼ出来上がっているということを明らかにした。

 2004年6月30日までに、北京の百世帯あたりのコンピューター保有台数は70台、テレビは148台となった。固定電話利用世帯数は710万、携帯電話利用者は1199万に達した。ネチズンは400万を上回り、インターネット普及率は28%に達した。コミュニティーの情報ネットも出来上がっており、家政サービス、医療保健、エンターテインメント、コンサルティングなど幅広い内容が含まれている。

 また、北京市民の情報技術利用意識も絶えず高まっている。たとえば、2003年末までのところ、不動産業者の信用度を調べるために、北京市都市企画ネットにアクセスした北京市民は延べ20万人に達し、毎月オンラインで税金を納入している事業体も20万にのぼり、個人は延べ256万人に達した。昨年、北京市交通管理局のサイトで交通規則違反の記録を検索した人は、延べ120万人に達した。

 李副主任は、2005年に北京市政府は情報化を全面的に達成し、市民はインターネットを通じて都市の政策決定に参与することができるようになることを明らかにした。

         「チャイナネット」  2004年9月22日