中国外務次官、
中日間の互恵と共栄の友好協力関係を確立を希望


 中国の武大偉外務次官は29日、「中日両国は、新しい世紀に目を向け共に努力し、両国の現実的かつ長期の戦略的利益により見合った互恵と共栄の友好協力関係を確立すべきである」と強調しました。

 これは、武大偉外務次官が当日北京で行われた中日間の常駐記者相互派遣40周年を記念する懇談会の席上述べたもので、武大偉外務次官はその際、「中日両国はいずれもアジアと世界で重要な影響をもつ国で、平和維持と発展促進という重要な歴史的責任を担っている。中日双方は歴史を鏡にし、未来に目を向け、両国人民の世々代々の友好を保つべきである。激しい競争が繰り広げられている国際環境を前に、中日両国は広範な共同の利益をもっており、これら利益は経済面だけでなく、政治と安全の面で体現されるだけでなく、国際実務の面でも体現されなくてはならない」と述べました。

                               「CRI」より 2004/9/30