チョモランマ山保護区で石碑除幕セレモニー 西蔵


 西蔵(チベット)自治区で13日、国家級のチョモランマ山自然保護区の石碑除幕セレモニーが行われた。

 チョモランマ山自然保護区は、1993年に国務院の認可を受けて設立された。2001年には「中国人と生物圏ネットワーク」に組み込まれた。同保護区は、核心保護区、緩衝区、開発区の3部分で構成され、平均海抜は4200メートル。保護区内の生物資源は極めて豊富で、基本調査で高等植物2348種、動物270種以上が確認されている。このうち、国家一級保護動物は9種、二級保護動物は21種。保護区内では熱帯植物の化石や、馬の祖先とされる絶滅種「ヒッパリオン」の化石も見つかっている。

                       「人民網日本語版」 2004年10月9日