中国山東省の韓寓群省長は8日、山東省の沿海都市・威海で、「山東省は世界各国、とりわけ、東北アジア諸国との協力にプラットフォームを作っていく」と語った。当日開幕した2004・東北アジア経済協力フォーラムで、韓寓群省長は、「山東省は先進的で、設備の整った交通インフラの建設を速め、物流、金融など近代的な製造業の発展に適したサービスのシステム作りを加速し、製造業基地に対し、政策を傾斜させてゆく」と表明した。それによると、山東省は青島、煙台、威海などの沿海都市を主体に、日本、韓国及び欧米諸国からの国際資本や産業移転を積極的に受け入れ、これらの都市を世界製造業の中心の地とすることで、省全体の製造業の発展を牽引していく。 山東省は中国で経済発展で最も活力ある省で、去年、省の国内総生産は1兆2000億人民元に達し、13年間連続して10%以上の年平均増加率を保っている。統計によると、世界の大企業500社の中の100社余りがすでに山東省に進出している。
「CRI」より 2004年10月9日
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