第1回北京−日本投資促進フェア 北京で開催へ


 北京における日系企業の投資?発展のさらなる促進を目指す「第1回北京−日本投資促進フェア」が20日?21日の両日、北京で開催される。

 北京市工業促進局の馮海副局長は、同イベントについて、記者会見で次のように説明した。

 北京における日系企業の投資は、主にハイテクと新しい製造業の分野に集中している。同2分野では、日系企業に比較的大きな優位性がある。一方、北京もここ数年にわたり、ハイテク産業や新しい製造業の発展に重点を置いてきた。このため、同分野における協力には比較的良好な展望が見込める。過去数年間、北京市の対日貿易関係は密接さを増している。統計によると2003年、日本は北京市の2番目の貿易相手、最大の輸出市場、2番目の輸入相手となった。今年1-8月だけで、北京市の対日貿易額は53億3700万ドルに達し、前年同期比で30.11%増加している。

 北京では同時に、日本資本による投資事業の件数?金額が増え続けている。北京市投資促進局の邱水平局長によると、北京市が今年1-9月に導入した外資の額は前年同期比で50%以上増加し、うちの70%以上が日本企業による投資だ。9月末現在、北京市の日本資本導入金額は契約ベースで11億2千万ドル、実行ベースで7億7千万ドルに達し、例年を大幅に上回った。

 今回の投資促進フェアでは、新しい製造業やハイテク産業に関連して、北京市政府幹部と日本企業代表によるシンポジウム、北京五輪の投資説明会、ハイテクや新しい製造業に関するフォーラム、電子情報産業?医療機器業界などの分野の討論や商談会が予定されている。

                        「人民網日本語版」 2004年10月14日