中国、現代化した応急野戦病院の設置を急ぐ


 新華社通信は14日、中国ではいま、現代化した応急野戦病院の設置が急がれ、年内から来年はじめには完成するだろうと報道した。

 この情報は、中国国際救援隊の鄭静晨副総隊長兼首席医療官が13日中国の杭州で開催された現代的救援活動に関する国際フォーラムの席上発表したもので、それによると、この応急野戦病院は八つのテントからなり、すべての設備組み立て後1時間以内に二つから三つの外科手術ができ、あらゆる気象状況と各地形的環境の下で応急救援能力を発揮できることになる。

 鄭静晨副総隊長は、この応急野戦病院は、中国の国際救援チームの一部とされ、国内では重大な事故における救援活動で重要な役割を果たすものとして期待されている。

                                 「CRI」より 2004/10/15