中国、資本市場の監督管理を強化


 中国の黄菊副総理は17日北京で、資本市場は中国経済の発展にとって極めて重要であり、その安定かつ健全な発展を推し進めるため、今後資本市場への監督と管理を強化し、投資者の権益を確実に保護していくことを明らかにした。

 これは、黄菊副総理が中国証券監督管理委員会の国際顧問委員会の委員らと会見した際述べたものである。

 黄菊副総理はその際、「中国の資本市場は改革開放と共に発展してきたもので、ここ十数年、企業改革の促進、金融市場の改善、経済の向上などで積極的な役割を果たしてきたが、まだまだ未熟の市場であり、発展途上で解決しなければならない多くの問題や矛盾を抱えている。中国資本市場の健全な発展のため、各委員が貴重な意見や提案を提出し、中国の市場監督管理のレベルを引き上げるよう協力することを希望する」と述べた。

                            「CRI」より 2004年10月18日