中国の西部地区と周辺隣国との
経済貿易協力の潜在力は大きい


 中国及び国外の専門家は16日、北京で開かれた中国西部地区対外経済協力フォーラムで、「西部地区と周辺の隣国との経済貿易協力の潜在力は非常に大きく、経済貿易関係を一層強化する必要がある」と呼びかけた。

 今回ファーラムに出席した中国WTO研究会の呉家煌副会長は席上、「中国西部地区の経済の成長速度は全国平均より早く、西部地区と中央アジアや西アジア諸国の貿易増加も全国より高い。このような勢いが今後も継続していくと考えられる」と述べた。

 中国西部地区には10の省、市、自治区があり、全国国土面積の56%を占め、14の国と国境を接している。

 今回のフォーラムは3日間にわたって行われ、国内外から来た約100人の専門家や学者、企業家および中国駐在の中央アジアと西アジア諸国の使節たちが、いかに中国西部地区と周辺国との経済貿易協力をより発展させるかについて討議することになっている。

                        「CRI」より 2004年10月18日