「2004年度中国の小売白書」、中国経済、
これまで5年間のデフレから抜け出すと発表


 中国商業連合会と中華全国商業情報センターはこのほど発表した「2004年度中国小売白書」で、「中国経済はこれまで5年間続いたデフレーションから抜け出し、中国の経済と社会の発展は重要かつ真新しい時期に入った」と強調した。

 この白書は、「去年の中国の卸売り、小売、貿易と飲食産業が生み出したGDP・国内総生産額は、2002年より9%増え、国内のGDP全体に占めるその割合も8%近くになった。中国の市場物価レベルは、継続的に下降する運行状況に終止符を打ち、その際立った現れは、中国住民の消費構造がかなり良くなり、ここ数年は自動車、パソコン、高級家電製品、携帯電話などはかなり普及されるまでに至ったことにあり、また分譲住宅の売り上げもかなりよく、国内観光や海外観光に出かける人の数は大きく増え、中でも2003年の自動車の販売量は大幅に増えている」としている。

                    「CRI」より2004年10月19日