王毅駐日本中国大使は18日、日本の町村信孝外相と会見した。双方は、「中日関係に現在見られる『政冷経熱』(政治関係は冷え込んでいるが、経済関係は熱い)という状況は正常ではなく、両国国民の利益と一致しない。共同で状況転換を図るべき」との意見で一致した。
王大使は、「両国関係の中に今存在する政治的障害に対しては、中日共同声明の原則に厳密に従い、『歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう』との精神に基づいて適切に処理していくべきだ」と述べた。
双方はさらに、東中国海領域における境界確定や資源開発などの問題について意見を交換した。王大使は中国側の立場を詳しく説明し、双方は対話を通して適切な解決方法を模索することで合意した。
「人民網日本語版」2004年10月19日
|