日本の常任理事国入り問題を論評 王毅駐日大使

 

 王毅駐日本大使は18日、日本記者クラブで行われた記者会見に招かれ、中国政府の対日政策や歴史問題、台湾問題などにおける原則的立場を説明した。日本が国連の安全保障理事会の常任理事国入りを目指していることについて、王大使は次のように語った。

 中国は安全保障理事会を含む国連の改革を支持しており、常任理事国として、責任ある国家として、中国は特定の国家の要求に対して性急に態度を表明するつもりはない。中国は、日本が国連問題を含め、国際社会で積極的な役割を果たすことを歓迎する。

 日本の求める目標についてだが、日本が適切な行動をとることで、アジア諸国からの真の信頼、特に近隣諸国の国民からの信頼を得ることがカギになるだろう。

                        「人民網日本語版」 2004年10月20日