外交部、歴史問題に正しく対処するよう日本政府に要求


  中国外交部の章啓月報道官は19日に開かれた定例記者会見で、「日本政府は、中日関係の持続的な発展の基盤に影響を与えないため、歴史問題に正しく対処し、中日関係の大局から考慮して、再び中国人民の感情を傷つける事をしないべきである」と強調した。

 報道によると、同日日本の国会議員79人が靖国神社に参拝した。また前日、日本の小泉首相も引き続き靖国神社に参拝することを表明した。章啓月報道官はこれについての記者の質問に答えた際、日本政府に対して、歴史問題に正しく対処するよう要求したものである。

 靖国神社では、中国やその他の一部のアジアの国々に対して、はなはだしい罪を犯した日本のA級戦犯の位牌が祭られている。長年来、首相を含む日本の政界の要人が度々靖国神社に参拝し、中国などアジア諸国の戦争被害者の感情をひどく傷つけ、人々の強い憤りを引き起こしている。

                           「CRI」より 2004/10/20