商務部、初の「民営企業輸出入額ベスト100」発表


 中国浙江省義烏で開催されている「中国義烏国際小商品博覧会」で23日、商務部による「2003年中国民営企業輸出入額・輸出額ベスト100」が発表された。同番付は今回が第1回となる。

 20年余りの改革開放を通じ、中国の民営経済は大幅に発展しており、多数の民営企業による積極的な国際市場の開拓、主体的な国際競争への参加が相次いでいる。これら企業の規模や実力は段階的な発展と拡張を遂げ、中国の対外貿易や輸出における重要な成長分野となっている。

 2003年の中国の民営企業による輸出入額は、593億2千万ドル(前年比154.1%増)、中国の輸出入総額の7%(前年比3.2ポイント増)に達した。このうち、今回の番付にランクインした100社の輸出額合計は128億9千万ドルで、民営企業全体の21.7%、中国全体の1.5%を占める。

 商務部によれば、番付の客観性、公正さ、比較のしやすさを確保するため、データはすべて税関の統計を採用している。企業からのデータ収集は行わず、企業の意向とは無関係に、輸出入を取り扱う民営企業をすべて番付の対象とした。

                    「人民網日本語版」 2004年10月25日