北京市民、緑化地帯の維持のために出資


  5歳の張欣然ちゃんもこの活動に積極的に参加し、両親の助けで、日壇公園の50平方メートル緑化地帯の維持のために出資した。

 
       

 北京市園林局によると、北京の事業体、企業及び一般市民は緑化地帯の維持に熱意を示し、市民の出資により、500万平方メートルの緑化地帯が維持されているという。

 北京の緑化地帯の維持のために市民が出資する制度が発足したのは1998年。同制度によると、1平方メートルあたりの芝生の年間維持費用は6.5元、落葉喬木1株は30元、常緑喬木は50元である。現在、出資している世帯はすでに2000を上回っているという。これまでの最多額出資者はある不動産会社であり、同社は元の城壁遺跡公園の48万平方メートルの緑化地帯の維持のために940万元も拠出した。企業と市民の積極的な出資は、園林部門の資金難を緩和し、北京市の緑化事業の発展を促している。

                         「チャイナネット」 2004年10月26日