我が国、幹部の総合力の向上を目指すプロジェクトを実施

 


 中国共産党第16期4中総では執政能力を高めることが現段階の主要目標、総任務と決められた。党中央の関係部門によると、共産党は今後「立体育成プロジェクト」の実施を通して、リーダーシップの総合的な資質と総合能力を全面的に向上させることも決定した。

 党中央政治局委員、書記処書記でもある中央組織部の賀国強部長はこのほど、次のように語った。

 各クラス指導幹部は党の政策の制定者で、執政活動の組織者であり、執政使命の実行者でもあるため、各クラスの指導グループを強い指導集団に築き上げなければならないと指示した。

 伝えられるところによると、資質の向上、人員構造の最適化、作風の改善、団結の強化を重点とする、各クラス指導グループに対する能力向上育成訓練計画案がすでに策定され、逐次実施することになっているという。

 その初歩的な措置として、国内外、省(自治区・直轄市)内外と結びつけた幹部育成メカニズムを作り、計画的にさまざまなポストに幹部を派遣して鍛え、人材育成のルートを開拓することになっている。

 関係専門家は、これらのプランを実施する主旨は幹部のマクロ的な思考とミクロ的な政務適応能力の養成にあり、指導幹部の資質を向上させ、経験を積み重ね、仕事と育成を同時に進め、重い任務に挑戦することができ、困難にみちた試練に耐えられる幹部陣を育成することにある。

                        「チャイナネット」 2004/10/26