「第7回アジア漫画展」を北京で開催

                 


 「第7回アジア漫画展」が10月21日から11月3日まで、北京首都図書館で開かれている。日本国際交流基金会北京事務所などの主催で、日本、中国、インド、マレーシアなど8カ国の漫画家が、「アジアの就職事情」をテーマにそれぞれ10作品を創作し、展示している。漫画というユニークな表現を通してアジア各国の就職事情を紹介し、それぞれの現状を知ってもらう、というのがその狙い。

 展覧会に出品した中国の漫画家・徐進さんは「漫画家はまず社会責任を負って、問題に直面したら、その現状を反映させなければならない。各国の漫画家とともに努力して、社会や次世代のために意義ある漫画作品を、さらに多く描いていきたい」と語っていた。

 漫画展はこの後、11月9日から29日まで蘇州図書館で、12月10日から19日まで広東美術館で開かれる予定。(文・于文)