三人の日本人芸術家、中日文化交流貢献賞を受賞

         
  


 中国文化部はこのほど日本駐在中国大使館で、日本の著名な芸術家である清水正夫氏、松山樹子氏、花柳千代氏の三氏に、「文化交流貢献賞」を授与し、中日文化交流事業に対する三氏の貢献を称えた。この賞を受賞した外国人はこれまでに総計20人に達した。

 清水正夫氏は中日でもよく知られた松山バレエ団の責任者で、長年にわたって夫人の松山樹子氏とともに、中日友好交流に力を尽くしてきた。1957年から現在に至るまで、松山バレエ団は100回以上も訪中し、特に日本版のバレエ「白毛女」が中国でヒットしたことは、中日文化交流史上の美談として伝えられてきた。花柳千代氏は20年前から中日の舞踊芸術の交流に力を尽くし、日本舞踊の形で中国のテーマを表現する「河西回廊」、「大敦煌」などの舞踊劇は、北京と東京で上演されたことがあり、ともに大ヒットとなった。

 中国文化部副部長の孟暁駟氏と日本駐在中国大使館の王毅大使が三氏に賞を授与した。孟副部長は席上、「今年は中日文化協定締結25周年にあたり、われわれは中日文化交流と中日人民友好のために積極的に貢献してきた日本の友人たちのことを思い起こさずにはいられない。今回の受賞者はこれらの友人たちの中の代表者である」と語った。

                          「チャイナネット」 2004年10月27日