上海市統計局によると、1〜9月の同市の消費財小売総額は1823.58億元に達し、11.4％の伸びとなり、伸び幅は1998年以来最高である。

　今年の第１−３四半期の上海市小売市場の食品、衣類、日常生活用品小売額は、それぞれ739.87億元、222.98億元、843.13億元となり、昨年同期比それぞれ15.1％、8.6％、8.9％増で、燃料（石油及びその製品）小売総額は17.6億元、28.1％増となった。伸び幅の大きい燃料と食品小売額の伸び幅は場は昨年より14.5％と8％高く、日常生活用品の伸び幅は昨年より3.1％低下している。

　小売総額の伸びの主因は、１、インテリア類と通信機器などの商品の消費財市場への貢献度は14％、２、飲食業の消費財小売総額の伸びへの貢献度は37.7％、３、石油及びその製品などの価格の大幅上昇による販売増である。自動車の販売台数がマクロ調整政策の影響を受け、今年1〜9月の上海市全体の消費財小売総額伸びへの貢献度はわずか9％で、同比12％低下した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「チャイナネット」　2004年10月27日