ARF、初の安全保障政策会議を来月北京で開催

 


 東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の第1回安全保障政策会議が来月4日から6日、北京で開催される。ARFの第11回閣僚会議で決定されたもので、インドネシアが議長国を担当する。これに関し外交部の章啓月報道官は、26日の記者会見で次のように表明した。

 安全保障政策会議の開催は、ARFの第10回閣僚会議で中国が提案したもので、ARFへの国防官僚の参加度を強め、相互信頼と相互理解を一層深め、ARFのプロセスを改善・充実させることを主眼としている。今会議では、地域と世界の安全情勢を振り返り、各国の安全保障政策を紹介するとともに、安全に対する非従来型の脅威への対応における国防部門の役割について議論することになる。

 安全保障政策会議は、ARFの枠組みで最高レベルの国防官僚が参加する会議だ。現在までに、ほとんどの加盟国が国防副大臣級の派遣を決定している。中国からは熊光楷・人民解放軍副総参謀長が出席する。

                      「人民網日本語版」 2004年10月27日