中国赤十字、国際活動が活発化 5年で53カ国支援

 


 中国赤十字会の第8回全国会員代表大会が27日に開幕した。大会の発表によると、中国赤十字会は1999年以来、これまで戦乱や自然災害の被害を受けた53カ国に、現金266万5千ドル、物資1719万元相当を寄付している。過去5年間に国内の各支部が国内・海外から受け取った寄付金・物資は合計14億800万元相当に達し、支援を受けた被災者は5632万人に上る。

 中国赤十字会は人道主義による国際支援を積極的に展開するとともに、メコン川流域におけるエイズ対策会議、献血ボランティア募集者による国際会議などを相次いで開催し、国際的な影響力を強めている。

 過去5年間、中国赤十字会が赤十字国際委員会(ICRC)と国際赤十字・赤新月社連盟に納入した会費は94万スイスフランに上る。このほか、国際赤十字・赤新月社連盟の発展支援のため、3度にわたり計450万元の特別寄付を行っている。同期間中、中国政府も赤十字国際委員会に255万スイスフランを寄付した。

                         「人民網日本語版」 2004年10月29日