李貴鮮・全国政協副主席、日本の衆参議長らと会見

         

 中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の李貴鮮副主席(中国国際交流協会会長)は4日、日本の河野洋平衆議院議長、扇千景参議院議長、町村信孝外務大臣らと東京でそれぞれ会談した。李副主席は「第2回新世紀中日アジア情勢・平和問題座談会」出席のため訪日している。会談での李副主席の主な発言は次の通り。

 中日両国の友好は得難いものだ。これは両国の前の世代の政治家の懸命な努力のたまものであり、さらに大切にしなければならない。中国政府は中日関係を非常に重視しており、両国が「中日共同声明」など3件の政治文書の原則と精神を順守し、「歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう」姿勢を堅持し、歴史問題と台湾問題を正しく認識・処理し、長期的視点に立って多層的・多元的な交流を深め、中日関係が健全かつ安定的に、深いレベルで発展するよう促すべきだと、以前から考えている。

「人民網日本語版」 2004年11月5日