薄熈来商務部長はこのほど、中国南西部の都市南寧で「今年、中国の年間輸入総額は5000億ドルを超える見込みだが、中国の輸入総額に占めるASEANの割合が増加することを期待している」と述べた。
これは薄熈来商務部長が中国・ASEAN博覧会に出席したASEANの一部加盟国の代表と会見した時明らかにしたもので、薄熈来商務部長は「中国はASEANとの経済協力を今後の対外経済協力の重要な一部分と見なしており、中国政府は中国企業とASEAN企業との直接の協力を奨励している」と述べた。
薄熈来商務部長はまた「中国ーASEAN博覧会は中国とASEANの企業が自己アピールを行う場である。双方の企業、特にASEANの企業はこの博覧会でその製品を展示し、交流を拡大し、協力のチャンスを見出すことができる」と述べた。
関係者によると、2002年の11月、中国とASEANは全面的経済協力枠組み協議に調印し、自由貿易区の設置設プロセスを正式に起動させたが、その後、中国とASEANとの経済協力と貿易は全面的に進められてきた。そして、今年、中国とASEANとの貿易額は1000億ドルを突破したが、2005年には、中国ーASEAN自由貿易区の設置作業が全面的にスタートする。
「CRI」より 2004年11月5日
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