外交部長、中国は隣国との互恵協力強化を期待と表明

         

 外交部の李肇星部長は4日北京で、「中国は、"隣国と善隣関係を結び、隣国をパートナーと見なす"との周辺外交方針を実施し、隣国との互恵協力を強化し、この地域の国々と共同でアジア太平洋地域の平和と安定を維持していきたい」と表明した。

 これは李肇星部長はASEAN地域フォーラム初回安全政策会議に出席する各代表団の団長と会見したとき語ったものである。李肇星部長はその際、「中国側の提唱の下で開催される安全政策会議の主旨は、国防関係者のASEAN地域フォーラムへの参与範囲を一層拡大し、各側の相互の理解と信頼を促し、本地域の平和と発展を共同で維持することにある。今回会議を通じて、各側が相互の理解を一層深め、共通の認識を増やしていくものと信じている」と述べた。

 なお、今回会議の議長であるインドネシアのスドラジャ国防次官は、「会議参加各側は中国によるこの会議開催の提唱と会議の主催を高く評価し、この会議の開催は、本地域の安全協力に新たな活力を注ぎ込むに違いない」と述べた。

「CRI」より 2004/11/05