中国の温家宝首相が7日、北京で一般市民の家庭を数世帯訪れ、民衆の生活の実情を視察しました。温家宝首相は民衆の生活に常に気を使い、民衆の利益と関わる諸活動を立派に行うよう各級政府に要求しました。
ある国有企業の一時帰休者の家庭を訪れた時、温家宝首相は「一時帰休者の生活に関心を寄せ、その困難を解決することは各級政府の急務である。各級政府はサービス業、労働密集型の企業、中小企業と公益事業の発展に力を入れ、より多くの就職チャンスを作るべきである」と強調した上で、一時帰休者に就職と創業のための関連職業訓練をさせ、社会救助制度を完備させ、一時帰休者に援助の手を差しのべるよう呼びかけました。
また、北京の旧市街に住む市民の家庭を訪れた時、温家宝首相は旧市街の改造作業を速め、市民の居住環境を改善するとの考えを示しました。また、各級政府に対して、中低所得層向けの経済適用住宅の建設を加速し、これらの市民の住宅問題を重点に解決するよう要求しました。
CRI 2004/11/08
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