科学技術部と北京市政府は「五輪科学技術(2008)行動計画」に30億元余りを投入する計画だ。五輪開催に向けて、(1)施設建設(2)安全対策(3)大気汚染対策、水源とクリーンエネルギー(4)交通(5)情報技術(6)スポーツ科学――を含む主要6分野での課題クリアを目指す。すでに「北京市インテリジェント交通計画・実施研究」など重要プロジェクト10件の重点的実施を固めたほか、「863計画(1986年3月開始のハイテク技術研究発展計画)」「科学技術攻関計画」「知識革新プロジェクト」など国の科学技術計画を通して、449件のプロジェクトと課題を策定した。
科学技術部は「五輪科学技術(2008)行動計画」の順調な進展を強調、すでに成果を挙げたプロジェクトの例として、完全電動式大型バスの発電機と制御システムの開発に成功した「電気自動車プロジェクト」を紹介している。
「人民網日本語版」 2004年11月8日
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