胡錦涛主席、ブッシュ米大統領と電話会談

         

 胡錦涛国家主席は8日、米国のブッシュ大統領と電話会談を行った。

 ブッシュ大統領は、2期目も引き続き各分野での米中協力関係の強化に尽力することを表明。また、台湾問題における米国の立場は変わらないことを重ねて言明した。

 胡主席は「中米両国が両国関係発展の正しい方向性を一貫してしっかり捉え、3つの中米共同コミュニケの原則に従いさえすれば、中米関係は健全かつ安定的に前進することができる」と強調。さらに、米国が「一つの中国」政策の堅持と、3つの中米共同コミュニケの順守、「台湾独立」への反対という立場を繰り返し言明していることを称賛した。

 両首脳は他の問題についても意見を交わし、アジア太平洋経済協力機構(APEC)の非公式首脳会議に対する期待を表明した。

「人民網日本語版」 2004年11月9日