高精度の小型人工衛星、来年5月打ち上げ

         

 地球観測衛星委員会(CEOS)中国事務局の邵立勤秘書長(事務局長)が8日午後明らかにしたところ、中国国家リモートセンシングセンターが2005年5月、高い精度の業務能力を持つ地球観測小型人工衛星を打ち上げる。

 邵秘書長によると、中国の現行の気象衛星は映像解析度が250メートル程度だが、この小衛星の光学映像解析度は4メートル、高スペクトル映像解析度は32メートルで、精度がより高くなっている。

 この高精度の小型衛星は、中国国家リモートセンシングセンターと英国のサリー・サテライト・テクノロジー社が共同で研究開発したもの。衛星の重さは300キログラムあまり。2005年5月にロケットに搭載して打ち上げられる。

「人民網日本語版」 2004年11月10日