香港高官、香港の持続的な繁栄と安定は
台湾の一国二制度への理解にとってプラスとなると表明

         
 香港特別行政区政府の林瑞麟政制事務局長は9日香港で、祖国返還後、香港は金融、貿易、運輸、通信などの面でいずれも優位性を持っている。これは国際社会から認められている。香港の持続的な繁栄と安定は台湾の一国二制度への理解にとってプラスとなる」と表明した。

 これは林瑞麟局長が台湾統一連盟訪問団の一行と会見した際、述べたものである。

 林瑞麟局長は「祖国返還後、基本法の規定の下で、香港特別行政区政府は高度な自治を享有し、大部分の特別行政区の事務を自分で処理している。特別行政区政府は基本法の規定及び一国二制度の原則に基づき、特別行政区が引き続き国際機構と国際会議に積極的に参与することを確保する。祖国返還後、香港特別行政区と祖国大陸の各省、自治区との貿易面での密接な協力は香港に持続的に繁栄を維持できる重要な要素である」と述べた。

 林瑞麟局長はまた「台湾と祖国の統一はメリットが多く、害がないもので、統一後の台湾は政治面での不透明の要素が取り除かれ、経済の面で香港と共に大陸市場を開拓し、国際会議と組織に参与することができる」と明らかにした。

「CRI」より 2004/11/11