中国、一つの中国の政策を堅持するバヌアツ政府を賞賛

         

 外交部の章啓月報道官は11日北京での記者会見で、「バヌアツ政府が一つの中国の政策を堅持し、台湾当局とは如何なる形式による政治的連携をも持たないことを表明したことを中国政府は高く評価している」と述べた。

 報道によると、バヌアツ政府は10日に声明を発表し、11月3日に台湾当局と調印したいわゆる双方の"国交樹立コミュニケ"の撤去を公布し、1982年の中国バヌアツ両国の国交樹立についてのコミュニケでの、世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の一つの省で、中華人民共和国は中国を代表できる唯一の合法政府であることを承認する一つの中国の政策を断固として堅持していくとの態度を改めれて表明したが、これについて章啓月報道官は、「台湾当局による祖国分裂という企みは人心を得ることができず、また前途のないものであることを事実は証明している」と述べた後、バヌアツ側と共に、両国の友好協力関係を絶えず発展させていきたいとの中国政府の立場を示した。

「CRI」より 2004/11/12