今年のGDP成長率9.3%増 国家情報センター予測

         

 国家情報センター経済予測部がこのほど発表したレポートによると、中国の今年1年間の国内総生産(GDP)成長率は9.3%増、年間消費者物価指数は約4%増と予測している。

 レポートによると、経済運営は総体的に景気過熱から安定した状態へ転換を図り始め、年間を通したGDPは13兆4000億元、GDP実質成長率は9.3%増前後で、前年とほぼ均衡を保っている。社会固定資産投資は、物価上昇を考慮しない数字上の成長率が25%増で、前年より2.7ポイント減。物価上昇要素を差し引いた実質的成長率は18%増で、前年より5ポイント減。社会消費財小売総額は、物価上昇を考慮しない数字上の伸び幅が12.8%増で、前年より3.7ポイント増、実際的な伸び幅は0.7ポイント増前後。輸出総額成長は31%増、輸入総額成長は38%増で、貿易黒字は2003年の254億7000万ドルから44億ドルに減る。年間の消費者物価指数は前年より2.8ポイント増、失業率は4.2%で、前年より0.1ポイント下がる。

「人民網日本語版」 2004年11月12日