曾慶紅副主席、橋本元首相と会見

         

 中国の曾慶紅国家副主席が11日北京で、中国を訪問した日本の橋本竜太郎元首相と会見し、「長期の安定した中日間の善隣友好協力関係を発展させることは、両国と二つの民族の根本的利益に符合し、またアジアと世界の平和を守り、共同の発展を促す上で重要な意義がある」と強調した。

 席上、曾慶紅副主席は、「中日両国は、アジアと世界範囲で重要な影響力をもつ国であり、アジアと世界の平和維持に重要な歴史的責務を担っている。中日双方が友好という大局から"中日共同声明"など三つの重要文書が確立した原則的精神を遵守し、"歴史を鑑とし、未来に目を向ける"ことを堅持し、歴史問題と台湾問題を適切に処理し、"友好、協力、互恵と共栄"という新しい中日関係を共同で築き上げていくよう中国は希望している」と述べた。

「CRI」より 2004/11/12