黄菊副総理、外資系銀行による中国の金融改革参与を歓迎

         

 中国の黄菊副首相は11日北京で、フランスのBNPバリパグループのボードワン・プロット総裁の一行と会見し、外資系銀行による中国の金融改革参与を歓迎するとの姿勢を表明した。

 黄菊副総理は、「中国の金融業の対外開放の絶え間ない拡大により、中国とフランスとの金融サービス分野の協力には大きな潜在力をもつようになり、これは、中国と欧州との経済協力と貿易関係の発展を一層促している。中国政府は、外資系銀行による中国の経済建設と金融改革への参与を歓迎し、双方の銀行、保険、証券など分野の協力拡大を期待している」と述べた。

 黄菊副総理はまた、「中国経済は、いま良好な発展振りを見せ、金融改革は一層加速され、国有銀行の株式制改造は重要な進展を遂げたが、これは外国の金融企業に重要な市場とチャンスとなっている」としている。

「CRI」より 2004年11月12日