今年の外資導入、実質ベースで600億ドル突破 10月末

         

 商務部はこのほど、外資導入に関する最新の統計を発表した。今年1〜10月に、新たに設立を認可された外資系企業は3万5千社以上(前年同期比7.66%増)、外資導入額は契約ベースで1189億9900万ドル(同34.19%増)、実質ベースで537億8100万ドル(同23.47%増)――に達した。

 10月末までの累計では、外資系企業の設立認可数は50万479社、外資導入額は契約ベースで1兆621億2900万ドル、実質ベースで5552億5100万ドルに上る。商務部の担当者によると、今年の外資導入額は実質ベースで600億ドルの大台を初めて突破し、15%以上の伸びとなる見込み。

 今年は特に電子部品製造業、コンピュータアプリケーションサービス業、科学研究・技術サービス業、一般設備製造業・専用設備製造業――などハイテク分野での実質ベースの外資導入額が大幅な伸びを示している。外資系の研究開発センターの設立も急増しており、1〜10月期には600カ所以上が新設された。(編集NA)

「人民網日本語版」 2004年11月16日