中国 会議・展覧産業の収入が80億元に

         

 中国国際貿易促進委員会の高燕副会長がこのほど明らかにしたところによると、当面、中国の会議・展覧産業は目覚ましい発展を遂げており、世界の会議・展覧産業の新しい力として登場。産業の総規模が年ごとに20%増え、2003年の生産高は80億元に達した。中国の会議・展覧産業は中国サービス業の一部分として、急速な伸びを示しており、巨大な潜在力があり、展望は明るい。

 「中国の会議・展覧産業の規範性、競争力および実益のレベルは国際先進レベルに比べればかなりの差がある。このギャップを縮め、中国展覧産業の対外開放・提携を推し進めるために、国務院の認可を経て、中国貿易促進委員会は国際会議・展覧業協会、国際展覧管理協会および上場企業の独立組織協会と提携し、2005年の1月11日から13日にかけて北京で『第一回中国展覧産業国際協力フォーラム』を開催する予定。同フォーラムは国際展覧局、ドイツ経済・展覧委員会および中国の関係部門と北京市人民政府からの支援をいただくことになっている」と高燕氏が語った。

 同フォーラムは「開放・協力・ウィンウィン」をテーマとし、フォーラムと「中国国際展覧・会議展示会」からなり、展覧・会議産業のホットスポットをめぐって討議を行うことになっている。席上、「中国展覧・会議産業の発展報告」が発表される予定。世界各地から500人の会議・展覧業界の権威ある人たちが同フォーラムに参加し、中国を含む世界展覧・会議産業の新機軸を打ち出すこととその発展を共同で促進することとなる。

「チャイナネット」 2004/11/16