外交部報道官、次回6カ国協議時期は「協議中」

         
 外交部の章啓月報道官は16日の記者会見で、朝鮮半島核問題を話し合う次回6カ国協議開催の見通しについて記者の質問に次のように答えた。

 ――報道によると、朝鮮は今年末までの6カ国協議にはいかなる形でも参加したくないと言っているそうだ。中国は議長国として次回協議開催に向けてどのような努力をしているのか。

 あなたがおっしゃった朝鮮側の姿勢表明について、私はまだ確認していない。だが中国側のこの問題における立場は明らかだ。われわれは一貫して関係各国と積極的に努力して、朝鮮半島核問題を引き続き6カ国協議の枠組みの中で解決していくことだ。中国は6カ国協議プロセスが維持されることを望んでいる。各国と連携してきて、われわれが感じるのは、関係各国はいずれも6カ国協議がこの問題の最も現実的で有効な解決方法であると考え、どの国も協議プロセスの継続を望んでいることだ。しかし朝鮮半島核問題は非常に複雑で、次回の6カ国協議や作業部会がいつ開かれるのか、各国とさらに協議して決めることになる。

「人民網日本語版」 2004年11月18日