S&P、中国大陸の銀行業の発展前途をプラスに評価

         

 国際基準の評価機関であるスタンダード&プアーズ社は17日に発表したアジア太平洋地区の銀行業の発展前途に関する報告で、中国大陸の銀行業の発展前途をプラスに評価しています。
 この報告は、「中国大陸の銀行業は依然として一部重大な危機に直面しているものの、政府の多大な支援を受けたため、銀行業の改革は大きな進展を遂げている。中国政府が直接か間接に投資すること、銀行業が引き続き改革を進めること、監督管理機構が監督管理に力を入れることなどの理由で、いずれも中国大陸の銀行業のこれからの発展に堅い基礎を築き上げた」としています。

 報告は、「アジア太平洋地区の経済条件の改善により、この地区の多くの銀行は機構改革を行ったため、アジア太平洋地区の銀行業の信用度は徐々に安定している」としています。(11/18)

CRI  2004年11月18日