外交部の孔泉報道官は19日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会談が開かれているチリの首都サンチアゴで、ブリーフィングを行った。孔報道官は中国とシンガポール、日本の関係について、記者の質問に答えた。
孔報道官は日本との関係について、「『歴史を鑑(かがみ)として、未来に向かう』ことが中日関係の重要な基礎であり、この基礎が壊れると、中日関係にも当然影響がある。たとえ中国側が、日本との長期的かつ安定的な友好協力関係を発展させることを希望し、期待してもだ」と表明した。
胡錦濤国家主席はAPEC首脳会談の開催期間中、日本の小泉純一郎首相と会見する予定。孔報道官は「双方の首脳の会談が踏み込んだものとなり、今後の中日関係にプラスの影響を与えることを願う」と表明した。
「人民網日本語版」 2004年11月21日
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